
CROSS TALK 乃木恋運用メンバーが明かす、「ホンキで恋してもらう」仕掛け
INTERVIEW
新卒入社したゲーム会社でプランナーを経験するも、安定した環境に満足できずに転職を決意。2015年に中途社員として10ANTZへジョイン。なぜ新たな挑戦の場として創業間もない10ANTZを選んだのか。
杉村 瞬 SUGIMURA SHUN
2015年入社 | プラットフォーム事業部 ゼネラルマネージャー
ユーザーに遊んでもらうための、ありとあらゆる仕掛けづくり。
プランナーの役割をひと言でまとめるとこうなります。ゲームの世界観を考え、世界観を崩さずにどのようなゲーム仕様にするかを設計。リリース後は、定期的なイベントやキャンペーンの企画に、進捗状況の管理、新しい機能の追加まで。
アイデア出しだけではなく、実施してからのユーザーの動きや、実際に出てきた数字などを見ながら、改善策と新しいコンテンツを常に考えています。面白さやユニークさだけでなく、いかにゲームの世界観を崩さずに、うまく落とし込めるかが腕の見せどころ。
デザイナーやエンジニアなどの専門分野のプロフェッショナルとは違い、何をしているか、わかりづらいかも知れません。その分、自分がやろうと思えば何でもさせてもらえるのが10ANTZのプランナーです。
「ま、会社がなくなったら、別のところに行けばいいか」。
プランナーとは言うものの、アイデア出しだけでなく外注先の進捗管理まで、何でもやらないといけない状況。
納期ギリギリで開発中のシステムが、フタを開けてみれば不具合だらけだったなんてことも。毎日ヒヤヒヤの連続でしたが、今となってはいい思い出です。
大企業は仕事もキャリアも年収も、ある程度のレールがすでに決まってしまっています。それに比べ、何も決まっていないからこそ、ゼロから創り上げていく楽しさが10ANTZにはありました。
色々な案を出すことは、プランナーにとって最も大切な仕事のひとつ。
私も自分の引き出しを増やすために、ドラマや映画を見ますし、様々な本や雑誌も読みます。ですがアイデアは、ただ単に面白ければいいというものではありません。
企画にしても、新機能の追加にしても、「なぜ?」という問いかけに、「これこれこういう理由だから」と、論理的に説明できるかどうかが重要です。売上の推移や数字データ、ユーザーの声を参考にしながら、客観的な事実をもとに、どうすればもっとよくなるかを考えるのもプランナーの役割。
センスや経験のあるなしに関わらず、そこさえ忘れなければ、あとは何だってできます。これからは人も増えますし、できることも増えていく。こんな職場環境、なかなかありませんよ。