音楽業界の中心地から、エンタメテックベンチャーの立ち上げに参画した理由。創業メンバーの吉田が振り返る創業当時の思い。

INTERVIEW

音楽業界の中心地から、エンタメテックベンチャーの立ち上げに参画した理由。創業メンバーの吉田が振り返る創業当時の思い。 サムネイル画像

複数のレコード会社に勤務。その後、アーティストのマネジメントや制作に従事する。代表の髙澤に誘われたことをきっかけに10ANTZ創業に参画。10ANTZ創業メンバーの吉田が創業当時の思いを振り返る。

吉田 敏之 YOSHIDA TOSHIYUKI
2013年入社 | 取締役

アルバイト~レーベル立ち上げ。黄金時代だった音楽業界を経験。

昔から音楽が大好きで。音楽業界にはアルバイトでもぐりこみました。大手企業だったので取り扱うジャンルも幅広く、最初関わっていたのは、洋楽の中でもJAZZや、過去の名盤を再発するセクションでのCDのプロモーション等でした。

その後、小さなインディーズレーベルなどいくつかのレコード会社でプロモーションを経験したのち、アーティストマネジメント事務所に入社しました。

そこでは、若い頃から尊敬していた方やずっと大好きだったバンドなどともお仕事する機会を得られ、密度の濃い10年間を過ごしました。ムチャクチャなことや、しんどいこともありましたが、思い返せば、ずっと音楽に関わりながら、本当に貴重な経験を得られたと思います。

けれど、この頃が市場規模で言えば音楽業界のピーク。時代は急速に変わり始めていました。

新しいことに取り組まないと、デジタルの波に乗り遅れてしまう。

大好きな業界だったのに少し窮屈に感じるようになった。世間では、デジタル化が当たり前になっていて。音楽業界も過渡期を迎えているのに新しいことに取り組めない。このままでは時代に取り残される危機感でいっぱいでした。

その頃からです。10ANTZの代表取締役である髙澤と何か新しいことをしようと思ったのは。彼も元々は、音楽業界の出身。営業先などでよく顔を合わせていた仲間でした。

彼は東証一部上場のゲーム会社で役員を経験。私は音楽業界ひと筋。お互いの強みをくっつけて、真っ先に取り組んだのが、ソーシャルゲームの開発でした。ネタはたくさんある。これまでにないファンとアーティストをつなぐ新しいアプローチだと。

ですが、アーティストにとってゲームは副業のような扱い。どれだけ企画を持ちこんでも、最初は話すら聞いてもらえませんでした。

しんどかったけど。するべきこともやりたいことも、たくさんあった。

「じゃあ、何か面白いこと提案してよ」音楽業界のコネクションから、せっかくチャンスをもらっても、創業当初なんて、会社の体もなしていません。社内に企画する人間はいても、肝心のエンジニアは全て外注。カタチになるかどうかもわからない仕事に、同じ目線と情熱で取り組んでくれるはずもありませんでした。

ただ、不安になる余裕もないくらいやるべきことが山積みでした。頼まれてもいないプロモーション案だって考えましたし、何でもかんでもやっていましたねきっと新しいことを生みだすモチベーションの源泉って、「好き」ってことだと思うんですよね。